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研究論文
研究領域

実践的防災対策の整理体系化と最適防災戦略の構築

  • 防災対策には階層性があり、国や都道府県レベルの防災対策と市町村やコミュニティーレベルの防災対策は異なり、それぞれのレベルにおいて有効かつ実践的な防災対策が重要となる。この研究領域3では、このような視点から、防災対策の整理と体系化を行い、各階層レベルに適した防災対策の戦略を検討する。このため、2005年度から行っている資料収集として、2006年度も人と防災未来センターでの資料の収集作業を引き続き継続することとする。また、中央防災会議などの様々な資料の収集も実施することとした。一方,2006年度には,国や都道府県など地方自治体の防災計画資料の収集を実施するとともに、具体的な個別民間企業の危機管理対策や事業継続性プラン(特に、東京都中心部に立地する大企業本社など)に関する資料収集やヒアリングなども実施する。また海外調査として、2005年度のカリフォルニア州の予備的な調査を踏まえて、同州における防災計画(Disaster Preparedness PlanやContingency Plan)のヒアリング調査や資料収集、サンアンドレアス断層,シエラネバダ山脈の地震断層の現地調査を実施した。

  • 今後は、これら2年間にわたる収集資料の分析から、防災対策の整理と体系化について検討を加えるとともに、海外の事例についての調査分析も考慮して最適な防災戦略について方策をまとめる必要がある。